コラム

パーソナルiPSの気になる料金

最終更新日: 2024年05月13日

パーソナルiPSでは、「iPS細胞の作製」と「iPS細胞の保管と品質管理」の2つの工程が必要になります。


■iPS細胞の作製の料金(どちらかを選択)

■iPS細胞の保管と品質管理の料金(どちらかを選択)

■総額(税込):2,002,000〜2,585,000円

iPS細胞作製料金の解説


iPS細胞の作製の料金についてさらに詳しく解説します。

・歯科医院で不要の歯を抜くか、尿を送ってもらう
パーソナルiPSでは、ご本人様の不要になった歯、または尿から細胞を採取してiPS細胞を作製します。
どちらの場合も、iPS細胞作製委託契約を結んでいただきます。
歯から細胞を採取する場合、歯科医院で不要になった歯を抜歯して、もしくはご自宅で乳歯を採取して、当社に送っていただきます。
尿から細胞を採取する場合、ご自宅などで採尿していただいて、当社に送っていただきます。
いずれの場合も段取りは当社が執り行いますので、ご自身の判断で送付などされないようにしてください。

・iPS細胞を作製できなかったら料金は発生しません
歯または尿から細胞を採取してiPS細胞を作製するまでにかかる期間は約6カ月~1年です。
歯から作製する場合、2回目の採取が困難になるので1回のみの実施となります。
尿から作製する場合、1回目で細胞を採取できなかったら2回目を実施します。このとき追加料金はありません。
どちらの場合も、最終的にiPS細胞を作製できなかったら料金は発生せず、iPS細胞作製委託契約は終了します。

・お支払いは完成してから
お支払い方法は口座引き落としかクレジットカード払いとなります。
いずれもiPS細胞が完成してからのお支払いとなります。 iPS細胞が完成しなかったら料金は発生しません。

iPS細胞の保管と品質管理の料金の解説

 

iPS細胞の保管と品質管理の料金についてさらに詳しく解説します。

・日本とアメリカで10年間冷凍保管
パーソナルiPSでは、日本で作製したiPS細胞を培養して大量に増やし、日本とアメリカの計2つの拠点で10年間保管します。
iPS細胞保管・品質管理委託契約を結んでいただきます。
液体窒素を使って冷凍保管するのでiPS細胞が劣化する可能性は極めて低いといえます。

・10年検査を行います(保管9年目に品質をチェックする)
保管を開始してから8年半後に(9年目に)、保管中のiPS細胞の一部を解凍して品質をチェックします。これを「10年検査」といいます。

・品質管理基準をクリアしていれば保管を継続する
10年検査で品質管理基準をクリアしていれば、10年以降も保管を継続します。
このときあらためてiPS細胞保管・品質管理委託契約書を結んでいただきます。

・契約が終了する条件
10年検査で品質管理基準を満たしていなかったら、iPS細胞保管・品質管理委託契約は終了します。
また、品質管理基準に満たさないことが当社の責めに帰すべき事由であれば、iPS細胞の保管と品質管理の料金は返還いたします。 ただし、iPS細胞の作製の料金は返還できませんのでご了承ください。

 
 
 

あわせて読みたい:

iPS細胞を使った治療研究が本格的に動き始めています。未来の治療が今、現代の治療になろうとしています。
personalips.com
iPS細胞は、2012年に山中伸弥先生(医師、京都大学iPS細胞研究所名誉所長)がノーベル生理学・医学賞を受賞したことで、多くの日本人の知るところとなりました。
personalips.com